この度は、記念すべき第一回全国書写書道総合大会において文部科学大臣賞という大変名誉ある賞を頂き、有難うございました。
高校受験を期に書道からの距離ができ、高校入学してからは、目標とする大学受験を見据えた勉強と全国レベルでの書道との両立の困難さを痛感し、筆を
手にしなくなって半年になろうとしていました。そんなある日、私の目の前に
「頑張ってください」というメッセージ付きの手本が届きました。尊敬してきた
先生からの直筆に触れた時、居ても立ってもいられなくなり思わず一枚仕上げてみました。工夫すれば練習の時間はなんとかなる。一枚一枚を大切にし、電車の中やお風呂の中でもイメージトレーニングをすればいい。そう自分に言い聞かせながらゆっくり枚数を重ねていきました。「賞にこだわらず、楽しんで書くこと」
今回、大会の作品を作る上で心に決めていたことです。その作品がこのように
最高の評価まで頂くことができたこと、本当に幸せに思います。そして、このような環境を与えてくれた両親にも感謝しています。
最後になりましたが、審査に当たられた先生方、並びに大会関係者の皆様、本当に有難うございました。
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