日本書字文化協会は、公共性高く理想を掲げ、文字文化の伝承や発展の為に貢献する団体です。

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文字の書き方を、日常に役立つように学ぶのが書写です。

ふだんの生活の中で手書きするとき、一番使う筆記具はえんぴつやボールペンなどの硬筆です。きれいな字を書きたい、どうすればきれいに書けるんだろう・・・? 字形の整え方をいろいろと悩み、練習しますね。

ところが、学びが深まれば深まるほど立ち返っていくのが、実は書く姿勢やえんぴつの持ち方などの基礎基本なのです。

 

えんぴつは正しく持たなくてはならない!?・・・

いいえ!!・・・そうじゃなくて、正しい持ち方は、それが一番理にかなったベストな持ち方だから正しいと言われるのです。

 

では、正しい良い持ち方を見てみましょう。

まずは横からです。

まずは横からです。 

@

えんぴつやペンの先から3cmくらいのところを持ちます。

A

親指が人差し指より下がらないようにします。

B

えんぴつやペンの軸は、図のように、人差し指の根元の関節より下に落ちないようにします。

C

中指、薬指、小指はえんぴつやペンの下にそろえ、手のひらに握 りこまないようにします。

次に、上から見てみましょう。

次に、上から見てみましょう。

手は、書こうと思う文字に対して右下に置きます。

そして、時計の針が10時30分を指す左上の方向にえんぴつの先を向けます。

そのとき、文字は人差し指と親指の間を上から見るようにし、背筋を伸ばして(姿勢も大切です)書きます。

大事な「筆圧」

大事な「筆圧」

えんぴつを握りこまず、軸を【図3】のように紙面に対して50~60°傾けます。大事なことは、

人差し指と親指から加わる力が、「筆圧」として有効的に紙に伝わることなのです。

このように書くと、「筆圧」はえんぴつを運ぶスピードと相まって、文字を書くリズムを生みます。そして、気持ちよく書くことのできる運筆となるのです。「筆圧」はとても重要です。

「筆圧」を生かすには、下敷きにも多少の柔らかさが必要です。ゴム製、もしくはビニール製の物を使用するとよいでしょう。

たかがえんぴつの持ち方、されどえんぴつの持ち方です。きれいな文字を書くことは、書く姿勢と共に、一番の基礎基本である「えんぴつの持ち方」がカギをにぎっていたのです。