えんぴつを握りこまず、軸を【図3】のように紙面に対して50~60°傾けます。大事なことは、
人差し指と親指から加わる力が、「筆圧」として有効的に紙に伝わることなのです。
このように書くと、「筆圧」はえんぴつを運ぶスピードと相まって、文字を書くリズムを生みます。そして、気持ちよく書くことのできる運筆となるのです。「筆圧」はとても重要です。
「筆圧」を生かすには、下敷きにも多少の柔らかさが必要です。ゴム製、もしくはビニール製の物を使用するとよいでしょう。
たかがえんぴつの持ち方、されどえんぴつの持ち方です。きれいな文字を書くことは、書く姿勢と共に、一番の基礎基本である「えんぴつの持ち方」がカギをにぎっていたのです。
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