専修学院案内書-多摩校-

一般社団法人 日本書字文化協会
書写書道専修学院案内書-多摩校-

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1.理念

美しい日本語の継承と発展の一翼を担うことを目指し、言葉・表現の力を養うことに配慮した書写書道の指導を行う。手書きの意義を追求し、個性的な一人ひとりの良さが生きる書字活動の営みを育むことに尽力すると共に、指導者の育成を図る。
賞取り合戦につながるような指導に陥らないこと、またそれによる勝利至上主義となるような指導は行わない。

2.構成

<常設>
初等科・・・

  • 書字の基礎基本を習得する
  • 検定硬筆・毛筆検定共に3級(毛筆3級=66点)
  • ライセンスえんぴつ指導者初級(対象:小5以上)
  • 毛筆指導者新級

中等科・・・

  • 書字の応用力をつける検定硬筆・毛筆検定共に4段(毛筆4段=186点)
  • ライセンスえんぴつ指導者中級
  • 硬筆指導者初級
  • 毛筆指導者初級

高等科・・・

  • 書字の専門性を高める
  • 検定硬筆・毛筆検定共に8段(毛筆8段=338点)
  • ライセンスえんぴつ指導者上級
  • 硬筆指導者中級、上級
  • 毛筆指導者中級、上級

指導者養成科・・・

  • 書字の基礎基本と応用力を付けると共に、指導者として専門性も高める。
  • 検定硬筆・毛筆検定共に10段(当面毛筆のみ9段=386点、且つ120課題A合格終了)
  • ライセンスえんぴつ指導者秀級
  • 硬筆指導者師範
  • 毛筆指導者師範

カルチャーコース・・・

  • 行書、草書、漢字かな交じり文連綿、細字百人一首から選択。

<特設>
文章表現講座・・・
4クラス構成。書写書道は言葉と密接な学びであるため、語彙力、思考力、表現力を高めることを目的に、書文協附属書写書道専修学院に文章表現講座を設置するもの。どのクラスも指導者ライセンス試験の感想文課題の対応指導も併せて行う。学力アップにも直結する講座である。

  • 初級クラス日記
  • 中級クラス手紙
  • 上級クラス随筆
  • 秀級クラス論文

書写書道特別講習会・・・
ご案内は別途。春・夏・冬期に行う予定。

3.成績証明書の発行(有償)

日本書字文化協会が発行する成績証明書を利用することができる。専修学院の学びで取り組んだ日本書字文化協会が実施する検定、指導者ライセンス、大会受賞歴は全て保管されており、その記録が成績証明書となる。就職や受験など希望すれば随時申し込むことができる(発行には通常2週間ほど要する)。

4.日本書字文化協会の会員

書文協専修学院生は同時に、一般社団法人日本書字文化協会の会員となる。会費1か月600円は、月謝に含まれる。

5.使用する教材・教具

全て書文協が指定する。主に書文協が制作したテキストを使用。
<書写書道テキスト・文字の一例>

6.募集対象と受講料及び入学金(消費税別途)

1)入学金 5,000円
2)受講料(月謝)
<常設>
初等科・・・幼児~学生=6,000円、一般=7,000円
中等科・・・幼児~学生=6,500円、一般=7,500円
高等科・・・幼児~学生=7,000円、一般=8,000円
指導者養成科・・・高校生=8,500円、大学・一般=10,000円
カルチャ―コース・・・一般=8,000円

<特設>
文章表現講座・・・初級クラス=3,000円
中級クラス=4,000円
上級クラス=5,000円
秀級クラス=6,000円
※常設の科・コースと同時に学ぶ場合は一律1,000円とする。
書写書道特別講習会・・・参加費は月謝に含まれません。別途案内を参照。開催の際、初・中・高等科生は2~8コマの参加を推奨。
※受講料に、検定受験料、大会出品料等、カリキュラム中の主な参加費を含む。
※授業料の割引制度あり。家族割とシニア割の2種。それぞれ1人に対して500円の割引(消費税加算後)。但し、2つの割引の併用はなし。

7.進級と在籍の変更

<常設の科・コース>
12か月×月3回、で授業を構成し、原則として上級クラスへの進級、及びコース内容の変更は年度末とする。
<特設の文章表現講座>
いずれもオンラインで、二ヶ月を1単位とする課題を設定。最初を奇数月とし、同月15日までに指定課題について作文提出、同月末日までに添削返信。次月の偶数20日までに書き直した作文を提出、同月末日までに添削と次回課題を送信。
<特設の特別講習会>
開催の都度募集を行い、申込期間を定める。

8.授業参加形態

全ての常設の科・コースは、対面とオンライン併用のハイブリッド授業に対応する。また、オンラインのみの受講も可とする。オンラインを活用した受講は、授業参加型と個別指導型がある。文章表現講座は全てオンラインで行う。特別講習会についてはその都度案内を行う。
<オンラインによる授業参加型>
授業参加型は次項で説明する3校の時間割に沿って対面授業に参加する形で行う。
<オンラインによる個別指導型>
予め設けられた時間を申し出てオンラインで指導を受ける。事前に作品を提出する時は、受講日時の前日18時までに送信する。

9.設置校

<中野校>東京都中野区中野2-11-6 丸由ビル301号室
<多摩校> 東京都羽村市川崎 JR羽村駅徒歩5分
<川崎校> 神奈川県川崎市中原区 川崎総合自治会館
※上記3校は全科・コースがある。対面授業を行い、ハイブリッド授業にも対応。
上記3校以外の地域ではオンライン授業のみで、国の内外を問わず受講可能。大阪、福岡、仙台等の各都市では、春・夏・冬の長期休暇を活用した対面授業やスクーリングを検討中。
※地域により受講できる科・コースは限定する。書文協会員教場がある地域は会員教場への通塾を推奨。会員教場の周辺地域では、原則として指導者養成科、文章表現講座のみとする。

10.<多摩校>の授業の時間数とコマ

1)時間数とコマ
平日在籍=1週につき1コマで1か月に3回 1コマ60分
2)時間割

11.指導陣

書写書道専修学院院長中野校校長   大平恵理
多摩校校長   渡邉啓子
川崎校校長   池田圭子
文章表現講座主任講師 谷口泰三(元毎日新聞紙面審査委員)
他、書文協本部講師等

12.年間授業予定(あらかじめ連絡の上、予定が変更となる場合有)

4月検定
5月書検
6月ひらがな・かきかたコンクール、検定、指導者ライセンス、段級位特別認定試験
7月硬筆コンクール
8月学生展(学生)、作品創り(一般)
9月検定
10月検定、指導者ライセンス、段級位特別認定試験
11月年賀はがきコンクール
12月学生書き初め展覧会(学生) 、作品創り(一般)
1月検定
2月検定、段級位特別認定試験
3月臨書展

13.授業の振り替えなどについて

都合で授業に参加できない時は、予め連絡の上、授業を振り替えることが可能。
※1天候などの事象により各校教場での対面指導に困難が生じた場合、オンライン指導や他の日時のコマに振り替えて授業を行う場合がある。その際は書文協からできる限り速やかにお知らせをする。
※2専修学院のやむを得ない事情で授業の実施が困難となった場合にも※1と同じ措置をとることがある。

14.入学手続き方法

各校の入学願書をご提出ください。入学願書は、書文協ホームページのメニュー「ダウンロード」の「書類ダウンロード」d群にある申込書をプリントアウトするか、書文協事務局より取り寄せていただき、必要事項をご記入の上、持参または、書文協本部に郵送。

15.入学金・受講料の納入方法

入学金、受講料、教材費等、全てゆうちょ銀行口座からの一括引落し。入学願書のご提出後、または書文協本部への電話及びメールでのご連絡で、ゆうちょ銀行自動振込利用申込書をお渡しするか書文協から送付。お手元に届いたら、ゆうちょ銀行にて手続きを行ってください。引落し日は毎月1日(1日が土日祝祭日の場合はその翌日)に当月分のお引き落とし。手続きが間に合わない場合は、翌月に合算しての引落しとなる。

16.休・退会

休・退会希望の前月10日までに文書で申し出る。所定の書式はないため、届出文書には、在籍する科、コース、または講座(3校の授業参加者は在籍校も)、氏名、保護者氏名(20歳未満のみ)、希望月、理由、申し出の年月日を明記。
休会は進学準備または病気治療・療養の事由のみとし、期間は最長1年とする。なお、休学期間は書文協会費1か月600円のみを納める。
※一度納入された費用は原則として返金されません。手続きに遅れがないようご注意ください。

17.書写書道専修学院からの連絡

専修学院事務局から一斉メールにてご連絡する場合があるため、ドメイン名「syobunkyo.org」からのメールを受け取り可能に設定してください。また、メールアドレスを変更した場合、新しいアドレスを必ずお届けください。

18.書写書道専修学院事務局

一般社団法人日本書字文化協会本部 事務局
〒164-0001 東京都中野区中野2-11-6 丸由ビル3階
電話:03-6304-8212(平日10:00~17:00)
FAX:03-6304-8213
Email:info@syobunkyo.org
ホームページ:https://www.syobunkyo.org