~日本書字文化協会機関紙 No106~
令和5年(2023年)11月-12月合併号

 

◆ご挨拶(会長・大平恵理)
◆第1回書検後期試験を1カ月延期
◆書の国際化に協力
◆第12回総合大会上位入賞者コメント

 

一般社団法人日本書字文化協会(書文協)
本部 〒164-0001 東京都中野区中野2-11-6 丸由ビル3階
電話03-6304-8212 / FAX03-6304-8213
Eメールinfo@syobunkyo.org ホームページhttps://www.syobunkyo.org

 

 

 

ご 挨 拶

一般社団法人・日本書字文化協会
代表理事・会長 大平 恵理

ご挨拶

 

テキストの充実

秋の到来は、鮮やかな紅葉の景色と共に、季節の巡りを感じさせます。夏の猛暑からも解放され、皆様ご健勝のことと存じます。
書文協では夏の前後で第1回書検を実施しております。
当初、実施は6月のみとして進めてまいりましたが、6月実施は第1回前期と位置付け、12月に第1回後期を実施いたします。後期は前期の結果を待って、追試的役割も持たせての実施です。

書検の特徴は、「前年度学年の書写書道学習内容の習得を確認することができる」というものですが、更に具体的効果は、書写書道を実技で確認できると同時に、言葉で整理することができる、という点がはっきりと見えてきております。今年度はトライアルとして実施しているので、受験料など大変受験しやすくなっております。今からでも申し込めますので是非チャレンジしてみてください。
書文協の大事な事業にテキストの発行があります。現在作成中の硬筆テキストは、「言葉の感覚も養われる」ことを全巻に一貫させ、書写書道の学びと共に幅広いジャンルの言葉にも触れながら、楽しく練習が進められます。書文協発行テキストはオリジナル制作であり、開発には精魂込めて当たっているため発行に大変時間がかかっておりますが、すでに発行しているのは11巻まで、2023年度には15巻まで刊行できるよう進めてまいります。また、毛筆については従来のものを見直し、改定を行っていく方針です。学びがより充実するように進めてまいりますので、ご意見等ございましたら、お気軽にお寄せください。

ただいま、第12回全国書写書道伝統文化大会の開催期間中です。
伝統文化大会は、日本の伝統的文化であるお正月の二つの習俗の「書き初め」と、手書き文化の象徴ともいえる「年賀はがき」を取り上げ、コンクールで触れていただくというものです。
①書き初めは毛筆②年賀はがきは硬筆で、どちらか一方でも、硬毛両方の参加もできます。ふるってご参加ください。

 

 

第1回書検

後期実施を1カ月延期

一般社団法人日本書字文化協会が今年度から実施した書検(全日本書字検定試験)は、字の上手さを審査するのではなく、学習指導要領に定められた書写書道の基本が何処まで身に付いているかを学年段階ごとに調べる全国で初めてのテストです。
書写書道の学びを深め、書道を生涯学習にするために行われもので、硬筆・毛筆を併せて評価します。「書検」の言葉は商標登録されており、加藤東陽書文協中央審査委員長の指導、文字・活字文化推進機構の後援で進めます。

書文協では第1回の今年度、すでに前期試験を実施し、多くの団体・個人に受験いただきました。後期試験を11月後半に実施予定でしたが、スケジュールの関係から、1カ月程度の延期を求める声が多いため検討の結果、受験申込受付から実施、結果送付をいずれも1カ月遅らせることとしました。下記<スケジュール等> をご覧ください。書検はどなたでも受験できます。多くの皆様チャレンジをお待ちします。

 

 

<新たなスケジュール等>

書検後期試験は11月後半に実施予定でしたが、12月16日土曜日から30日土曜日までの15日間の内から1日を選んで実施していただくことにしました。実施申し込みの締め切りも11月20日となります(従来は10月20日申し込み締め切り、11月16日(木)~30日(木)の15日間のうちから1日選ぶ)。

その結果、テスト結果送付も一カ月延期の2月15日までに送付完了となります。
園児、小学校から高校、大学・一般まで16段階で試験しますが、今回は8級から2段まで10ランクで実施。参加費は第1回割安価格500円、申し込み用紙などは変わりません。申し込み用紙は月刊書字文化6・7月合併号、8・9月合併号(書文協ホームページ掲載)にあるほか、10月下旬発行予定の月刊書字文化10・11月合併号にも掲載されますのでお使いください。

<書検についての問い合わせ先>

何なりとお問い合わせください。

一般社団法人日本書字文化協会本部 事務局
〒164-0001 東京都中野区中野2-11-6 丸由ビル3階
電話:03-6304-8212(平日10:00~17:00)
FAX:03-6304-8213 Email:info@syobunkyo.org
ホームページ:https://www.syobunkyo.org

 

 

書検(全日本書字検定試験)実施要項(抜粋)

1.目的
園児、小学校から高校、大学・一般まで16段階でテストします。文部科学省学習指導要領・幼稚園教育要領に準拠するとともに、社会教育の現場における様々な書風を越えて共通に持つべき能力を検定するものです。

2.実施期日
年2回、前期5月1~15日 後期11月1~15日

3.実施会場
認定した園・学校・書塾、公共機関

4.検 定 料
段級ごとに設定し発表

5.練習テキスト
書文協から試験対策資料(筆記に出る観点語句一覧)、審査講評などを配布。練習テキストの刊行も検討する。

6.試験内容
・受験資格 年少~一般
・検定レベル 園児から小学6学年、中学3学年、高校3学年、大学・一般までの16段階の学年相当で行い、合否判定する。
・硬筆・毛筆同時に行い(4級までは硬筆のみ)、書写書道の基礎知識・実技を含む。
・受験方法 順を追うことなく、相当学年を自由に選んで受験することができる。合格した場合は、それより前の段階もクリアしているものとする。

 

7.段級の付与 
段級証明証発行、段級入りメダルバッジ付与(有料)

8.「筆記に出る観点語句一覧表」の発行
テストを受けることで覚える、ことが大きな目標です。このため、筆記テストについては、テストで出題される項目全体を事前公開します。それをまとめた冊子を「筆記に出る観点語句一覧表」と呼びます。内容の公開は、送付した人限りとし、外部には漏らさないようにお願いします。

9.守秘義務 
受験団体、受験生は試験内容を口外しない義務を負います。

10.商標登録
「書検」の名称は商標登録済みである。

 

書の国際化に協力

 書文協は、古来からの同文の国である隣国「中華人民共和国(中国)」の書法(書道)団体と協力し、書道を国際的に発展させる努力をすることにしました。手始めに、9月27日(水)から10月5日(木)まで、東京・上野の都美術館で開かれた「第56回国際書法芸術展」(主催:国際書法芸術協会、中国書法学院)に書文協からも優秀作品196点を出品し展示されました。これまで1年間の書文協主催各種コンクールでの優秀作品を選び出したものです。これらの作品は博く(ひろく)選び出した、と言う意味から「博選証」と名付け展示したもので、次年度も続ける予定です。

 

東京都美術館に集合しました

この国際書法芸術展の会場で10月1日(日)に「揮毫(席書)交流会」が行われました。気軽に席書をしてみましょう、という交流会で、書文協はこの日に「皆
さん、都美術館に集まろう」と呼びかけました。この呼びかけに応え、九州、中国、北陸の遠方からを含め、多くの書文協関係メンバーがご家族を含め40人近く集まり、旧交を温めました。(写真下)この時、発行され、皆さんが胸に張ったのが「揮毫交流会参加証」(写真下)です。

この国際化の最大のイベントとして「世界の書のオリンピック的な催しに」との意気込みで、中国の有力団体が国際書道展を中国で開催する計画を練っています。名称は「第1回青少年世界和平書法大会」。書文協に日本を代表しての参加要請が来ています。
日本国内の各書写書道団体から集めた硬筆・毛筆合計約10,000点を展示のため出品する準備を始めています。この内、幼稚園児らの作品を含む約196点は、先に紹介した「博選証」です。開催の日時、場所などが正式に決まったらお知らせします。

 

 

 

第12回総合大会

上位入賞者コメント集

応募総数は7,118点 3・2%伸び

第12回全国書写書道総合大会の審査会は、2023年9月26日に東京都内公共施設でで開かれました。
行動制限は緩和されたとは言え、各書塾とも生徒のコロナ感染や練習場所の確保に苦労する日々が続いています。それでも、総数で前回を約3.2%上回る
総数7,118点(第11回は6,896点)の出品数がありました(各コンクールの出品数は下記)

今回     前回
◆ひらがな・かきかたコンクール   2,116点   2,130点
◆全国書写書道学生展        1,308点   1,247点
◆全国硬筆コンクール        3,694点   3,519点
合計                7,118点   6,896点

 

 

第12回総合大会

受賞コメント

第12回全国書写書道総合大会で上位賞の17人に受賞のコメントを書いていただきました。字数の制約などで編集部が削除など編集しました。保護者名の文章は割愛、先生や家族への感謝の部分も大事な点ですが本稿では削除しました。タイトルはいずれも編集部でつけました。こうしたことから、このコメント集の文責は編集部にあります。ホームページでは近く、全文が掲載されます。

 

【総合の部】

<文部科学大臣賞>
石原 颯(東京都・明治大学3年)
結果でなくとも「書道したよ」と言える自分になろう
私は、あまりに暇な夏過ごし、釣りをすれども、雑魚すらも釣ることできず釣果なし。生活リズムは、ズレにズレ。何をするにもやる気出ずと言った腑抜けた状態でした。
そんな私も有り余る時間を生かして書道をしておりました。ただ、それも賞を頂くまでは「練習をしただけの1日」と捉えていました。過程が大事と口では言いつつも、帰結主義は分かり易く、どうしても結果を重視してしまいます。今回ばかりは納得のいく結果が得られたので「夏何をしたか」と聞かれれば「書道したよ」と返せるでしょう。次からは、過程だけで「書道したよ 」と言える程の努力をしたいところです。

 

【ひらがな・かきかたコンクール】

<文部科学大臣賞>
戸兵 結菜(千葉県・たきのい幼稚園 年長)
ほめられて、頑張った!
「え」の文字はななめに下がって上がってまた下がるところがむずかしかったです。
最初は上手に書けなかったけど、先生からゆっくりていねいに書くように言われ、その通りに書いているうちにお手本通りの「え」が書けるようになりました。
上手に書けると先生がたくさんほめてくれるので、がんばってたくさん練習しました。
賞をもらえてお父さんやお母さん、先生や園長先生たちにほめてもらえたのがすごくうれしかったです。
あそんでいるほうが楽しいけれど、がんばって練習してよかったです。
これからも、もっと上手に書けるようにたくさん練習してまた賞をもらいたいです。

<文部科学大臣賞>
武田 なのは(千葉県・浦安市立日の出南小学校3年)
納得のいくまで練習する
私は、聖徳大学附属浦安幼稚園の年少のときから書き方教室に通い始めましたがそのころは文字を綺麗に書くことが理解できませんでした。しかし練習していくうちに年中で『全日本書写書道教育研究会会長賞』をいただき、小学生になり文字を綺麗に書きたいという気持ちが大きくなり、書写の授業や書道教室では常にゆっくり丁寧に文字を書くよう心がけました。
書道教室では段級が取れとても励みになりさらに練習を重ね、2年生で『日本書字文化協会会長賞』を、そして今回3年生では念願の『文部科学大臣賞』をいただけました。
これからも目標をたて納得いくまで練習し、もっともっと美しい文字を書けるようがんばりたいです。

<大 賞>
牧野 晃太郎(東京都・新宿区立愛日小学校2年)
たくさん練習した
二年生になって字数もふえましたし、かだいの中に、にが手な字があったのですごくむずかしく感じました。また、字の大きさや中心をそろえることがなかなかうまくいかず、あきらめそうになりましたが、少しでもお手本に近づけるように何度も何度も練習しました。たくさん練習したので、今回このような大きな賞をいただくことができて、とてもうれしく思います。
今回のうれしかった気持ちをわすれずに、もっと書道が上手になれるようにこれからもたくさん練習していきたいと思います。

<中央審査委員会賞>
内村 優莉奈(埼玉県・毛呂山町ながせ幼稚園 年中)
集中して書いた
すごくうれしいです。集中して書いたので「くり」が上手に書けました。
つぎも頑張ります。

 

【全国学生書写書道展】

<文部科学大臣賞>
池内 葵(福岡県・北九州市立松ケ江南小学校3年)
くやしくて床をけったことも
私は、文部科学大臣賞の電話が入った時はうれしくて心ぞうがドキドキしました。
きりはた先生とおけいこをしている時は上手に書けず、なっとくがいかない字ができたら、くやしくて ゆかをじたばたしてしまいます。
それでも、きりはた先生は、ていねいにやさしくおしえてくれます。そのおかげで文部科学大臣賞をいただくことができました。
これからもたくさん練習して、すてきな字が書けるようにがんばります。
いつも教えてくれるきりはた先生、遠くから特別に来てくれるいいだ先生ありがとうございました。

<文部科学大臣賞>
中村 陽歩(埼玉県・聖望学園中学校2年)
書道をやってきて無駄ではなかった
今年は行書を始めて2年目で書くのに慣れてきたし、いつも一緒に練習している先輩たちは受験や就活で時間がずれていましたが、そんな中でもやっているので、私もやれるだけのことをやってみようと思っていました。それもあっていつもよりも力を入れて作品を完成することができたと思います。今までで一番書き込み、細かいところまで気持ちを込めた作品となりました。
これまで書道なんて自分になにか得がある習いごとなのか?と考えた時もありましたが、今回このような賞を頂いて、自分が今まで積み重ねてきたことが認めてもらえ決して無駄ではなかったのだと実感しました。

<名誉大賞>
関口 美夢(東京都・青梅市立第二中学校3年)
継続で成長を実感
今年は人生を大きく左右する年。受験という初めてのことにどう向き合うか。やることは山ほどあるのに、一日一日があっという間に終わっていく。そのような中で練習時間もなかなか取れずにいます。「あぁ、今回も厳しい・・・、もう無理だ。」
先輩たちがどのように取り組んでいるかを見てきましたが、実際自分が取り組んでみると想像以上のもので、こうして継続していくことで成長できるのだと実感しました。
このような中での「名誉大賞」受賞、本当に嬉しかったです。
この受賞を自信として、これからもその時、その時、やれることを精一杯取り組んでいこうと思います。

<大 賞>
廣田 梅太郎(岡山県・明誠学院高等学校3年)
仮名に魅力を感じて
1年次の7月くらいから始めた仮名条幅ですが、はじめは紙に穂先をまっすぐ当てることすらできず苦戦しました。本阿弥切のような強い線を引きたいと考え何枚も練習した結果、少しずつ強い線が引けるようになり、その後、紙面への文字の収め方などを勉強しました。技術としてまだまだ身についてはいませんが、今はさまざまな線質と文字の粗密から生み出される墨の強弱に気を付けて作品を作っています。同じ歌であっても、変体仮名や紙面構成などでさまざまな表現ができる仮名に魅力を感じており、今後も古筆を大切に、また、感謝の気持ちを忘れることなく、制作に励んでいきます。

 

< 中央審査委員会賞 >
諸星 瑠莉花(愛知県・岡崎市立井田小学校4年)
教室のお姉さんたちのようになりたくて
教室に通い始めて三ヶ月。字を書くことが好きで習字を習い始めましたが、最初に筆の持ち方や姿勢を身につけるのに苦労しました。漢字の『一』の字を何度も書いて、筆使いや線の太さなどのき本を先生がていねいに教えてくれました。教室のお姉さんたちがとても上手なので、わたしもそんな字が書けるようになりたくて、がんばって練習しています。
心がけたことは、一筆一筆心を込めて書くことです。一筆一筆先生から教えてもらったことを思い出しながら書きました。まだ思うようにかけず、泣きそうになることもありますが、上手に書けた時、心がすっとし、うれしくて楽しくなります。

< 中央審査委員会賞 >
大平 麗雅(東京都・日本社会事業大学4年)
楽しく、気持ちよく書けた
今回の作品を書くにあたって文字の太さやバランスの取り方を工夫することが難しかったです。先生に一つ一つ教えていただきながら根気強く書き続けたことがこのような結果に結び付いたのだと思います。
途中、先生に「この課題は貴方にあってる」と言ってもらいましたが、その通りだったと実感しています。複雑な文字が少ない中に、変化をつける面白さを感じ、楽しく気持ちよく書くことができました。そんな心も表現できたのではないかと思います。
達成感もあり、嬉しさが込み上げてきています。

 

【全国硬筆コンクール】

<文部科学大臣賞>
鈴木 富美(埼玉県・さいたま市立指扇北小学校4年)
努力は自分のためになること分かった
去年は中央審査委員会賞をいただきました。それからはそれ以上の賞がとりたくて、ずっとがんばってきました。
硬筆は幼稚園の年中から習いはじめて、ずっと字の形を整える努力をしてきました。今回はさらに文字の始めの入り方や、丸く曲がるところは少し力をぬいて書くことなど、先生がたくさん教えてくれたので、とくにそこをいしきして練習をしました。その努力が結果につながったようでうれしいです。
今までより何回も書いて、たくさん練習をしてがんばりました。努力は自分のためになることがよくわかりました。

<文部科学大臣賞>
浅野 愛奈(神奈川県・日本大学高等学校3年)
同じ目標の仲間に会えて良かった
講習に参加した際に、先生が「目標に向かって何かを一緒に頑張る友人との出会いは、生涯に通ずる出会いになるかもしれない。この時過ごした記憶や出会いは大切にして欲しい。」とおっしゃっていました。
私が、書道を続けて、良かったと思ったことは、先生が言われたように、同じ目標の仲間たちと共に、努力する時間を一緒に過ごしたこと、そして、なによりこのことを教えていただき、ここまで導いてくれた素晴らしい先生方との出会いでした。賞をとるだけでなく、そこに至るまでの人との出会いが、非常に誇らしく、喜ばしいことだと感じています。

< 大 賞 >
加藤 夏菜(神奈川県・森村学園初等部5年)
上から2番目の賞で悔しい
冗談抜きで前回より全然自信のなかった作品で前回よりすごい賞をとれたことに驚きつつ、とても感激しています。小学生の中で大きな賞、満足できるような賞はこれでたった3回目なので、次は書写コンクール界で1番すごい賞をとりたいなと感じました。上から2番目が1番悔しいです。すごい賞をとるには経験も大切なので今後に活かしていきたいです。少しの時間でコツをたくさん知ることができました。実力を試せる機会はきっともうあと数回しかないので、次回はもっと練習をして本物の大きな賞をとろうと思います。

 

< 大 賞 >
大本 啓子(東京都・青梅市 一般)
10年前、60歳から始めました
私の子供達が、それぞれ自立した頃、これからは自分の時間も大切にしていこうと思っていた矢先に、日本書字文化協会の展覧会に遭遇し、足を運ぶことになりました。それが今からちょうど10年前の60歳の時です。そして、基礎から学びたいと思い入会しました。今も仕事と孫の世話に追われていますが、少しの時間でも毎日コツコツ努力しないといけないと思っています。
先日の東京都美術館での作品展や交流会は、とても良い勉強になりました。これからも、好きな書道の世界で、自分らしい表現ができるように精進したいと思います。

 

< 中央審査委員会賞>
井元 大翔(埼玉県・草加市立草加小学校2年)
たくさん練習して良かった
先生かられんらくをもらった時に、自分が書いた字がこんなにすごい賞をもらえたなんて信じられなくてびっくりしました。きれいな字が書けるように、がんばって、たくさんれんしゅうしてよかったなぁと思いました。
これからも、ていねいにきれいな字を書くことを大切にして、いっしょうけんめいれんしゅうしたいと思います。

 

< 中央審査委員会賞>
酒井 芭琉(神奈川県・森村学園中等部2年)
頑張ってきた自分に「ありがとう」
先生かられんらくをもらった時に、自分が書いた字がこんなにすごい賞をもらえたなんて信じられなくてびっくりしました。きれいな字が書けるように、がん