~日本書字文化協会機関紙 No92~
令和3年(2021年) 10月号

◇大平恵理会長ご挨拶
◇ホームページを全面改訂オープン
◇指導者ライセンス試験を11月に実施
◇総合大会ホームページの利用を

書文協のホームページを全面的にリニューアルしました。時代に合わせ、スマホで楽に読める工夫をとしました。本号3ページの特集を参照して下さい。
第10回全国書写書道総合大会の締め切りは10月22日(金)です。

一般社団法人日本書字文化協会(書文協)
本部 〒164-0001 東京都中野区中野2-11-6 丸由ビル3階
電話03-6304-8212 / FAX03-6304-8213
Eメールinfo@syobunkyo.org ホームページhttps://www.syobunkyo.org

ご 挨 拶

一般社団法人・日本書字文化協会
代表理事・会長 大平 恵理

来年度こそ通常を取り戻します
~10回大会は、準備期間と致します。ご了承を~

過ごしやすい季節となりました。コロナ禍も収束を見せてきており、全ての地域での警戒事態宣言が解除され、さあ、やろう! といった機運を肌で感じております。少しだけですが安堵するところです。この間、罹患された方も多くおられます。また、クラスターの発生などで、学校や職場でとても苦労された方も多くおられることと存じます。お見舞い申し上げます。
書文協では、第10回全国書写書道総合大会の作品〆切を10月22日に延期する対応をとり、現在、作品をお待ちするとともに、できる限り早く結果発表するために備えているところでございます。
また、10月は第10回同伝統文化大会の告知も行います。応募締め切りは2022年1月22日(第3金曜日)とし、実施日程は全体に例年同時期といたします。また、今年度も会場を借りての展示交流会は行わないなど、非常時体制が継続されます。コロナ禍は終息に向かっているとはいえ、園・学校・教場などのご負担を極力減らし、また書文協としましても令和4年度の両大会に向けて、展示交流会、表彰式の開催など通常化回復に全力で取り組むためです。その代わり、10回大会では、書文協ホームページ上における結果発表の充実、及び受賞者名簿の作成などに注力いたします。
コロナ禍などまだまだ予断を許さない社会情勢ではございますが、あらたな生活様式などにも対応し、発展的事業の実施に努めてまいります。書写書道学習の充実を目指し、学校や指導者の方におかれましては、参加者への督励をお願いし、また参加者の方々におかれましては研鑽努力されますことを祈念いたします。
今後とも書文協の事業等にご理解ご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

ホームページを全面リニューアル

8/20オープン 新URL(ホームページアドレス)

https:// syobunkyo.org

◎パソコンもスマホも旧アドレスから自動的に移動します

書文協はホームページを全面リニューアルして2021年8月20日にオープンしました。掲載内容を整理して、皆さんに書文協をより理解していただくためです。また、時代に対応して、スマホで十分に読めるよう制作しました。ご利用ください。

 

<パソコンで見る場合>

◆新URLをクリックすると、真ん中の画像の上部に、メニュー項目が並びます。書文協をよく知っていただきたい内容の項目、必要書類をダウンロードする項目などが出てきます。これらをメニューと呼んでいます。これにカーソルを当てると、メニュー項目内の詳細項目がプルダウン表示されます。最初の「書文協紹介」なら会長あいさつ、講師紹介など8項目が表示されます。クリックしてご覧ください。メニューは7項目です。

◇書文協紹介  ◇検定・資格・大会など  ◇結果発表・優秀作品
◇専修学院・講習会  ◇機関紙  ◇ダウンロード  ◇お問い合わせ

(注意)プルダウンメニューが下まで見えない場合は、スクロール(下にさげて)してください。

◆真ん中の画像の下はバナーと呼ばれる項目がカット写真と共に出てきます。特に興味がありそうな項目を揃えました。詳細はメニューでお調べください。以下の7項目です。

◇テキスト・指導法  ◇書検  ◇検定・ライセンス  ◇書写・書道コンクール
◇専修学院・講習会  ◇月刊書字文化  ◇スタッフブログ

 

<スマホで見る場合>

スマホで新ホームページURLをクリックすると、バナー7項目がまず出てきます。バナーは皆さんに特に読んで欲しいものを選びました。言ってみれば、書文協事業の中心的なものです。ざっくりと分かってもらえれば、と思います。

●ハンバーガーメニュー

スマホ画面の最上段に緑の横線があり、その右端に、横三本線の印があります。形が似ているので、ハンバーガーメニューと呼ばれます。これをクリックすると隠れているメニュー7項目が表示されます。それをクリックすると詳細項目情報が表示されます。書文協紹介などメニュー項目一覧です。さらに各項目をクリックすると読める仕組み。バナーとメニューを合わせて書文協を十分にご理解、活用してください。
(次ページは写真による説明です)

●新ホームページの見方(専修学院生のページの閲覧を例に)

 

ライセンス試験を11月に実施
検定と切り離し受験できるよう改正

指導者ライセンス(資格)試験は従来、検定の進み具合に応じて受験する仕組みでした。しかし、制度が複雑で、多くの人から分からないという声が寄せられていました。このため、書写書道の指導者養成という書文協の中心的理念により貢献する事業とするため、今回のライセンス試験から、検定の進度状況と関わりなく、半紙検定はライセンス試験を受けられるようにしました。
ただし、ライセンス段階は新級から順に上げていくことが必要です。また、試験のレベルを従来より下げることはしません。従来制度で得たライセンスに自信をお持ちください。
多くの人の腕試しを待っています。

<11月硬筆・毛筆ライセンス試験概略>

・実施日・場所
11月15日―30日
各教場からの申請を書文協が認定した所。個人は書文協指定場所。

・申し込み
9月20日―10月31日

・受験料
受験内容により異なりますので、不明な場合はお問い合わせください。

・証明書発行
手帳に挟み込むサイズの認定証を発行します。
希望者には、大判証明書も発行します。料金は1、000円(税別)

・出題内容
受験内容により異なりますので、不明な場合はお問い合わせください。

第10回総合大会

締め切り延期 10/22(金)

書文協ホームページの利用を

全国的に猛威をふるうコロナ禍のため、練習用に普段借りている公共施設が閉館されるケースが増えています。「教室が開けない」と指導者らの悲鳴が聞こえます。自宅を開放している場合でも、対面指導ができません。こんな中で、各教場は工夫を凝らして総合大会への参加を目指していただいています。

コンクール作品の提出は、教室への郵送や、持ち込みです。それを団体審査してもらい書文協へ送ってもらいます。指導者の団体審査結果は尊重されます。

課題・解説一覧、参考手本、評価の観点が使えます

この事態に、お勧めしたいのが書文協ホームページです。

<実施要項・指定課題一覧>

バナーの「書写書道コンクール」(写真1)をクリックしてください。次のページに「第10回総合大会」のマークがあり、その下に青い横線で「要項の詳細」と書かれた青い横線がありますので、その横線をクリックすると実施要項がご覧いただけます。また、そのページに指定課題一覧の印刷用アイコンがありますのでご利用ください。

<手本、評価の観点>

「参考手本」と「評価の観点」(写真2)は、ホームページ上部のメニュー(またはハンバーガーメニュー)をクリックし、「ダウンロード」→「手本ダウンロード(各大会名)」からご利用いただけます。指導や学びの助けとして、「評価の観点」は作品が評価される場合、どの部分が評価の対象になるかを、課題に応じて図示したものです。審査の過程は、ともすればブラックボックスになりがちです。書文協は、作品応募が学びとなるよう、評価の観点を公開しています。各団体の指導者の皆様にご利用いただけると幸いです。
これは来年正月早々の第10回伝統文化大会以降でも同様に掲載されますので、ご利用ください。