門前の小僧

①プロローグ
まだお勤行(つとめ)には加えてもらえずに、お寺の庭の掃き掃除をしている小僧が、聞こえて来るお経を覚えてしまいす。「門前の小僧、ならわぬ経を読む」ということわざが生まれました。いつも見聞きしていると、知らず知らず覚えるものだ、ということです、まさに、書写書道門外漢だった筆者が、このブログを書くことに通じる言葉です。

先生方が書写書道を教えている場面に居合わせ、言葉を聞いてきました。展覧会など数多くの作品を見てきました。練達の書家や書写書道教育専門家と知り合いました。そうしたときに心に残ったよしなし事を綴って参ります。
ご愛読いただければ幸いです。隔週ペースで掲載できれば、と思います。