書文協教材教具
ようじの硬筆テキストに最適!!
KADOKAWA(角川書店)刊 A4判本体950円+消費税ブログ「日本書字文化協会外史」より
表紙に日本書字文化協会公認の丸印のデザインがある標記の本が、 KADOKAWA(角川書店)から2016年2月26日(金)、発売されました。 幼稚園や保育園児を主な利用対象にしています。 著者は書文協会長・大平恵理です。 26日の朝日新聞朝刊2面下にKADOKAWAの他の新刊に混じって 大きな広告も掲載されました。 キャッチコピーに「美しい文字は教養の第1歩!」 「教養と来たか」と感心したのですが 「書文協公認、というのはどういう意味かな」」と一瞬考えました。 そういえば、編集部さんから、 それでいいか、という問い合わせがありました。 著者が大平なのだから、いいも悪いもないやね、 と思ったのですが、公認には意味がありそうです。 ひと昔前まで、園児の文字指導には否定的な指導者もいました。 発達段階から言って、まだ園児に文字を教えるのは早い、というわけです。 しかし、園児たちが字を覚えたがるのは昔から変わりありません。 それを抑えこむのは問題があるし、 園児がコミュニケーションを覚えていくにも文字の存在は必須なのです。 そして、正しい字形など文字感覚は、 小さい内からきれいな文字に接して養われていくものです。 それ以上に、と書文協は考えています。 字を書くために正しい姿勢をとること、 えんぴつを正しく持つことを教え込む必要があります。 子供たちのぐにゃぐにゃの姿勢や、箸も鉛筆も握り込んでしまい、 ちゃんと持てない子の増加は看過できません。 新聞広告のキャッチコピーにも 「初めて鉛筆を持つお子さんのための工夫が満載」とうたわれました。 さらに言えば、子供の文字離れは日本語を危うくします。 オーバーに言えば、日本民族は危機にある、と言って過言ではありません。 もちろん、園児は遊び(体験)を通して学んで行くのだと思います。 だから、本には塗り絵もできるイラストが一杯です。 グルグル巻きなど線の練習から文字書きに入ります。 文部科学省の幼稚園教育要領が掲げる 「文字への興味・関心を高める」ことを目標にし、 その具体的な手立てを広めたいと思っています。 その意味で、ちょっとうぬぼれた言い方ですが 「書文協公認」を掲げていきたいと思います。 幼児教育の現場の先生方にご愛読いただき、ご意見、ご指導をいただければ幸いです。
美文字に 言葉も豊富に!! 「えんぴつ・ペン文字練習帳シリーズ」発売
〜新・硬筆検定テキスト〜
(本シリーズ15冊、幼児編上下2冊を順次紹介)
=各巻共通=
定価 648円(本体600円) 著者 大平 恵理
発行 日本書字文化協会出版部 本文64ページ
<平成26年6月現在,本シリーズ第1〜4巻まで販売されています。
8月に幼児編上下2冊、9月までに本シリーズ第7巻まで、27年3月までに
15巻まで販売の予定です。
陳列棚の各巻紹介をご覧いただく前に、お読みください。
<検定改革>
書文協の文字の学びに検定受験があります。
検定については、ホームページの「検定」コーナーをご覧ください。
書文協では現在、検定制度の改革を行っています。もっと整理し、学びやすく、早く学べるようにすると同時に、文字に親しむことで言葉の力が身につくよう、また、文字と初めて接する幼児が書写書道を学び易くします。
<まず、硬筆検定から>
まず、えんぴつやペンで書く硬筆検定の改革に取り組んでいます。
新学習指導要領によって、学校教育の目標が言語能力を養うことに置かれ、
硬筆書道への期待が大きく膨らんでいます。
改革では、楷書と行書の2コースを一本化して「硬筆検定」(120課題)を新設、手紙文で一般的に使われる行書は第7巻から始まるようにしました。
<幼児向け上・下>
本シリーズの前に、幼稚園・保育園園児が初めて文字に取り組むための、
「はじめてのえんぴつ」と「えんぴつひらがな」(仮称)を発行します。
いずれもプチ検定テキストです。
<大人も第1巻から始めましょう>
ここに陳列されるテキストは、新しい「硬筆検定」のテキストです。
15冊の本シリーズは各巻8課題構成です。文部科学省の学習指導要領に準拠して
書写書道の学びを進め、また、言葉の力が増すように課題文に工夫が凝らされて
います。文字に親しむ書写書道学習者は、言葉の力が養われる条件ができています。
漢字も身につけることを目指した本です。学習指導要領に完全準拠しており、大人でも第1巻から学び始めることをお勧めします。
<購入、会員割引について>
書文協では、教材・教具の購入について、申し込み、発送、決済を愛知県豊橋市の
大手業者「吉見出版株式会社」に委託する準備を進めていますが、当面は書文協に
電話かFAXで申し込んでください。
同社のネットショップ用ホームページ
http://www.yoshimi-s.com/
なお、書文協では、書文協会員については検定・大会の出品料、教材・教具の割引制度を取っています。
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